鍵紛失の場合

代表的な鍵トラブルの種類として、「鍵紛失」があげられます。鍵紛失とは、いわゆる鍵をなくしてしまうことを指します。
どこかで鍵を落としてしまったり、どこかに鍵を置き忘れてしまうなど、鍵を紛失してしまう理由はさまざまです。恐ろしい理由としては、何者かに盗まれた場合も考えられます。その場合は、早急に鍵屋に依頼し、鍵を交換してもらうのが賢明でしょう。そうすることで、鍵紛失に関するトラブルだけでなく、後々のトラブルも事前に防ぐことができます。

サムターン回し

鍵犯罪に見られる種類の一つに、「サムターン回し」があげられます。
そもそもサムターンとは、扉の内側で鍵をかけるために回す“つまみ”のことを指します。マンションやアパートなどでよく見かけるドアポストなどに手を入れ、そこから手を伸ばしサムターンを回す手法であったり、工具などを使用して覗き穴部分を引っこ抜き、そこから特殊な工具を入れてサムターンを回す手法、または扉の隙間や窓の隙間から工具を入れ、サムターンを回す手法など、その手法はさまざまです。そもそも扉や窓ガラスを割って、そこから手を伸ばしサムターンを回す手法もあげられます。
サムターン回しを防止する方法としては、サムターンに簡単には触れられないよう保護する「サムターンカバー」などが販売されているため、それを利用するのもいいですし、扉に鍵を一つだけでなく、二つ付ける「ワンドアツーロック」にするなど、さまざまな対策法が考えられます。
ワンドアツーロックにした場合、サムターン回しをするのに時間がかかるのは明白なので、最初から諦めてしまう泥棒が多いようです。

ピッキング

鍵のトラブルにはさまざまなトラブル内容があげられますが、その中には「犯罪」も含まれます。そう、鍵にまつわる「鍵犯罪」が、近年横行しているのです。
一言で「鍵犯罪」とは言っても、それにはさまざまな犯罪の種類があげられます。
まず一つ目にあげられる犯罪の種類として、「ピッキング」があげられます。ピッキングとは、何かしらの道具を用いて鍵を開錠する行為のことを指します。主に不正開錠に使われる言葉でもあり、鍵犯罪の中でも代表的な犯罪手法の一つです。
ピッキングを利用した犯罪の場合、主に3人前後の複数人で犯行に及ぶケースが多いです。ピッキングにはある程度の時間がかかるため、主に実行犯の他に見張り役がおり、短時間でスムーズに作業が進められるよう役割分担をしているのです。2000年以降、ピッキング被害は急増しており、それは首都圏を中心に全国に広がっています。

しかし、ピッキングは簡単に防ぐことができる鍵犯罪でもあるのです。
ピッキングを防ぐには、ピッキングがしにくい内部構造となっている鍵穴に変えてしまえばいいだけであり、ディンプルキーやロータリーディスクシリンダーに鍵交換すれば、いくらでも事前に防ぐことができるのです。

ピンシリンダー

一般的な鍵の種類にはいくつかの種類があげられますが、それを大きく分類すると3つの種類に分けることができます。その3つの種類とは、「ディンプルキー」と「ロータリーディスクシリンダー」、そして「ピンシリンダー」があげられます。
ディンプルキーとロータリーディスクシリンダーに関しては、比較的近年多く見られるようになった鍵ではありますが、ピンシリンダーに関しては、以前からさまざまなシーンで幅広く使われていた鍵となっています。マンションやアパート、一戸建てなどの住宅玄関であったり、勝手口の扉、机の引き出しの鍵であったり、金庫や倉庫、南京錠の鍵など、さまざまなシーンで活用されてきた鍵となっているのです。
ディンプルキーに関しては、さまざまな差し込み方向に対応した鍵となっていますが、ピンシリンダーに関しては、一定の方向でしか差し込むことはできません。基本的にそれに慣れている方は多く、特に不満を感じない方は多いですが、一度ディンプルキーを経験した方であれば、ピンシリンダーを使いにくく感じる方も少なくはありません。

ロータリーディスクシリンダー

一般的な鍵の種類にはいくつかの種類があげられますが、その中の一つに「ロータリーディスクシリンダー」があげられます。
鍵穴のことを「シリンダー」と呼ぶのですが、ロータリーディスクシリンダーの鍵が差し込まれる鍵穴の内部構造は、まるで曲線を描くかのように金属版がぐるぐると並べられています。この金属版のことは「ロータリーディスク」と呼ばれ、そのことから「ロータリーディスクシリンダー」と呼ばれる鍵となったのです。
ロータリーディスクシリンダーには、大きく分けて2つのタイプが存在しており、鍵の表面にくぼみがあるタイプのものと、鍵の表面に刻みがあるタイプのものとが存在します。鍵穴内部の構造は、上記でもあげている通り比較的複雑な構造となっていますので、ピッキングなどの不正開錠を防ぐのに役立つ他、内蔵されている部品が超硬部品なため、破壊にも強い鍵となっているのです。
表面に刻みがあるタイプもあるため、どこかに引っかかってしまう可能性も無きにしもあらずではありますが、比較的扱いやすい鍵となっています。

ディンプルキー

一言で「鍵」とは言っても、それにはいくつかの種類を見ることができます。鍵自体の形状であったり、鍵穴内部の構造によって種類は大きく異るのです。
まずあげられる鍵の種類として、「ディンプルキー」があげられます。ディンプルキーとは、別名「ディンプルシリンダー」とも呼ばれます。
ディンプルキーの特徴としては、鍵の表面に複数のくぼみがあることが特徴の一つです。その鍵が差し込まれる鍵穴の構造は複雑化しており、ピンが複数列に渡り内蔵されています。このように鍵穴内部がかなり複雑でもあることから、ピッキングなどの不正開錠が困難でもあり、防犯性にかなり優れた鍵となっているのです。
ディンプルキー製品の中には、不正複製防止システムが内蔵されているものも存在しています。そういったものであれば、より防犯性に優れているでしょう。
表面にはくぼみしかなく滑らかな作りとなっていますので、どこかにひっかかるようなことはありません。

防犯に強い鍵

一般的な鍵の中でも防犯に強い鍵としては、鍵穴の内部構造が複雑な「ディンプルキー」や「ロータリーディスクシリンダー」があげられます。
鍵穴の内部構造が複雑なことからピッキングを防止することができ、泥棒の侵入を事前に防ぐことができるのです。

ドア錠破り

鍵犯罪に見られる種類の一つに、「ドア錠破り」があげられます。
ドア錠破りとは、その名の通りドア錠を破って進入する犯罪手法のことを指します。ドア錠破りの具体的な手法とは、扉と壁の隙間にバールを差し込み、テコの原理を利用して一気にドアをこじ開けます。大胆な手法でもあるので、人の目に付くような一戸建てよりもマンションなどの集合住宅に多く見られる手法ではありますが、業者を装って犯行に及んでいるケースも珍しくはありません。その場合は、一戸建てもガンガン狙われてしまいます。
ドア錠破りを防ぐ対策法としては、まず第一に「ガードプレートの設置」があげられます。ガードプレートとは、ドア錠を覆うカバープレートのことを指し、それを利用して扉と壁との間を埋めてしまうことで、バールを差し込むのを防ぐことができるのです。そもそもドア錠破りは、バールが差し込めなければ成功することはできません。
ガードプレートの他にも、一つの扉に二つの鍵を取り付ける・・・つまりワンドア・ツーロックにすることで、鍵犯罪は十分防ぐことができるのです。鍵犯罪を行う人物の心理としては、やはり「短時間で作業を終わらせたい」といったことがあげられます。特にドア錠破りなどの手法を取る人物は、特にそう考える場合が多いでしょう。ワンドア・ツーロックであれば、作業に時間がかかることは明白でもあることから、事前に犯罪を防ぐことができるのです。

鍵の犯罪データ

鍵を壊して屋内に侵入し、窃盗を起こす「侵入窃盗」は、鍵犯罪に繋がる犯罪の一つとなっています。鍵を壊して中に侵入しようとする目的には、「ストーカー」もあげられますが、「窃盗」が主な目的でもあるのではないでしょうか。
そんな侵入窃盗の件数とは、平成25年の時点で107,467件となっています。前年の平成24年と比べると、その割合は6.7%減少してはいますが、まだまだ多い犯罪件数となっているのです。その中で、住宅をターゲットにしている侵入犯罪は、約半数の57,891件となっています。こちらも前年と比べると、5.0%減少していますが、まだまだ多くの住宅侵入犯罪が横行しているのです。
これを見て単純計算してみると、一日あたり、およそ159件もの侵入犯罪が行われています。そう、毎日約160件もの被害が出ているのです。
こうした侵入犯罪を防ぐためにも、戸締まりをしっかり行うのはもちろんのこと、防犯に強い鍵に交換したり、ワンドア・ツーロックにするなどして事前に防犯対策する必要もあるのではないでしょうか。
(参考文献:住まいる防犯110番 http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)

鍵紛失の相場

どこかに置き忘れてしまったり落としてしまうなど、鍵を紛失してしまう方は少なくはありません。こうしたとき、何とかしてもらおうと鍵屋や鍵業者に連絡を入れる方も少なくはありませんが、その際、「鍵紛失の対応には、いったいどれぐらいの費用がかかるのだろう・・・」と考えてしまう方も多いことでしょう。
まず、鍵を紛失した場合、その対応としては「鍵開け」や「鍵交換」などが行われます。鍵開けを依頼したとしても、鍵を紛失してしまっているからには開けたところでその鍵はもう使用することはできませんので、いずれにせよ鍵交換を行う必要があります。同じ鍵を作ってもらい、それを使用するのでも構いませんが、誰かに拾われた場合や盗まれた場合を考えると、そのまま使用するのは防犯上危険でもありますよね?いずれにせよ、交換しておく方が賢明でもあります。
これらのこをと踏まえると、鍵紛失にかかる費用の相場とは、鍵交換と同様8,000円~が相場となっているのです。